学校教育の一環としての取り組み01世界では、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」を体験した子どもたちのその後について、良い変化をもたらすことが認められており、学校教育の一環として「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」を体験する仕組みができています。そのため、参加者のうち約半数が子どもです。一方、日本では3%にすぎません。

これまで、2013年から2014年に神戸市、2015年から継続的に佐賀県、2016年から「東京都オリンピック・パラリンピック教育」の一環として渋谷区の小学生・中学生を対象とした「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」を開催しています。また、2016年には埼玉県立特別支援学校塙保己一学園(埼玉県立盲学校)での開催も実現、盲学校に通う生徒もアテンドのアシストやパフォーマーとして参加しました。

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■2016年度渋谷区立小中学校4校のダイアログ・イン・ザ・ダーク体験学習の実績

学校教育の一環としての取り組み02

  • 中学校1校(78名)、小学校3校(128名)、合計4校206名の生徒が体験
  • ①暗闇体験、②横断歩道のワーク、③少人数チームでの視覚障害者のアテンドとの対話の時間
  • 体験学習後、アテンドが講師として授業に参加
(アンケートより)
  • 85%の生徒がダイアログ・イン・ザ・ダーク体験を話題にし、90%が他の人に勧めたいと回答
  • 小学生の85%が「障害」の考え方に変化、最も多い変化は「障害があってもできることや楽しいことがあるとわかった」(30%)
  • 中学生の56%がダイバーシティ(多様性)に対してネガティブなイメージをもっていたが、体験後、そのうち8割がポジティブに変化
  • 引率教員の満足度100%、全員が「生徒の変化を感じた」と回答


(その他の取り組み)
大家族ごっこ
■事業の趣旨

核家族または父親不在の中で子育てをする事は近隣のつき合いのない母親にとって不安と ストレスをもたらす。特に障害のある子どもを授かった場合、母親は極限状態の不安、緊張にあります。大家族ごっこではこのストレスをワークショプで軽減し人と関わることの素晴らしさを体験を通し感じられるようにプログラムです。
 また同様の状態にある孤独な高齢者そして被災者の方達にも効果がある事が認められ、対象者を広げようと考えています。

■内容
  • 田舎の大家族の形態を再現し、アットホームな環境の中で四季折々の行事や遊びを行う。
  • 自然体験を通し自然の尊さを知る。
  • テーマを決め対話の時間を持つ
  • (例:働くという意味。キャンドルナイトを通してエネルギー問題を考える。差別や貧困について。団らんの創り方)
■対象

子育て不安を感じている親とその子供。孤立した高齢者。被災者。

■望む効果
  • 孤育てから子育てに。
  • 多様性を受け入れ、コミュニケーション能力を高める。
  • 他者との助け合いを経験したことで家族や地域社会に活かすことにつながる。
こども環境会議
■事業の趣旨

こども環境会議は、四季折々を体験するキャンプやワークショップをおこなっています。自然の中で、出会い・遊び・語り合い、沢山の価値観と触れる中で、おとなもこどもも、心と体に元気を取り戻していきます。活動から得た体験を元に、シンポジウムや対談、他団体との交流などを通じて情報発信もしています。

■内容
  • 「大家族ごっこ」の開催
  • 「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」とコラボレーションイベント
  • お母さんのための講座開催
  • シンポジウムの開催など
■対象

親とその子供。子育てに関わる方。