■私たちの目指すもの

●ダイアローグ・ジャパン・ソサエティの夢 感じる、話す、関わる 誰もがかけがえのない存在であることを自ら感じ 「信じ合い、助け合える社会」の復興  ●ダイアローグ・ジャパン・ソサエティの大切にしたいこと ○人と関わることを喜びに感じたい ○人が人を尊ぶことを大切にしたい ○人と人が助け合い協力しあうことを大切にしたい ○感じることを取り戻し命を大切にしたい ○一人一人が生きていてよかった、生まれてきてよかったなと思える社会を作っていきたい  ●ダイアローグ・ジャパン・ソサエティのチャレンジ 1. ダイアローグ・ジャパン・ソサエティは  「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」(暗闇の中での対話)と「大家族ごっこ」を通し   子どもに最も大切な他者を受入れ自分の命を尊び人と関わることの喜びを伝えます。 2. ダイアローグ・ジャパン・ソサエティは「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」  (暗闇の中の対話)を通し五感の再生を促し人と協力することの素晴らしさを伝えます。 3. ダイアローグ・ジャパン・ソサエティは一つの価値観に捕らわれず、障害のある人  もない人も対等に社会に関わり世の中がよりよくなることに力を注ぎます

ダイアログ・イン・ザ・ダークダイアログ・イン・サイレンスダイアログ・ウィズ・タイム


■これまでの成果

1. 延べ300人年の障害者の社会参加と、人間としての尊厳の確認
研修を受ける視覚障害者スタッフたち画像
研修を受ける視覚障害者スタッフたち
「納税することが夢だった」

ある視覚障害者スタッフはこう述べました。「納税することが夢だった。年金をもらって生活を続け、自分は社会のお荷物のように自分でも思っていた。けれど、ダイアログを通じて、社会に貢献できるのだと思った」

障害者年金、あるいは生活保護費等として、年額約300万円、計10億円の公的負担が、付加価値へと逆転しました。福祉的作業などではなく、ビジネスとしてサービスを生み出し、彼らも納税し、現在進行形で社会へと貢献しています。

対等性を深く理解する場を提供

「障害者には何もできない」「障害者は一方的に守られる存在だ」このような先入観や偏見は差別であり、社会から人間の尊厳を奪います。ダイアローグ・ジャパン・ソサエティは、様々な体験を通じて、障害を有する側も、また、マジョリティの側にも、双方に、人間に対する尊敬の念と、対等性を深く理解する場を提供します。

2. Social Capitalの醸成
ダイアログ・イン・ザ・ダーク参加者アンケートに描かれた絵
ダイアログ・イン・ザ・ダーク参加者アンケートに描かれた絵
人とのつながりや信頼感がもたらす効果

World Values Survey Association が明らかにしたとおり(※1)、人とのつながり、そして信頼感といった”Social Capital”は1人あたり実質GDP成長率と正の相関を持ち、人々に幸福感をもたらします。日本のSocial Capitalは先進国の中では中位ですが、これをさらに向上させることによって、大きな社会的インパクトが予想されます。

これまで、日本の全人口の0.1%(12万人程度)がダイアログ・イン・ザ・ダークを体験しました。ダイアローグ・ジャパン・ソサエティは、日本に着実な社会資本と、それに伴う経済効果、心理的効果をもたらしています。

日本を、持続可能な社会に

社会を信頼できるか、助け合えるか、ということも示すSocial Capitalは、出生率や平均余命とも正の関係を示します(※2)。ダイアローグ・ジャパン・ソサエティは、日本に持続可能な社会の礎をもたらします。

3. Emotional Intelligenceの向上
「自分は今何を感じているのか、社会にどう働きかけるのか」

自分は今どのような環境に置かれ、何を感じているのか、感情をどのように取り扱うのか。他者は何を感じているのか。そして、自分という存在を使ってどう他者や社会に働きかけていくのか。
そのようなことを相対的に取り扱う情動知能(Emotional Intelligence: EQ/EI)を、ダイアローグ・ジャパン・ソサエティの提供するサービスは統計学的にも顕著に向上させます。

個人だけでなく組織の発展に寄与
体験前後のEmotional Intelligence の変化(イメージ)画像
体験前後のEmotional Intelligence の変化(イメージ)

情動知能はその人個人の社会的成功や幸福度に強く結びつく(※3)のみならず、その人の属する組織やコミュニティーのパフォーマンスを向上させ、生産性や成長性を向上させます。
ダイアローグ・ジャパン・ソサエティが今までに提供してきた様々なソリューションは、その参加者の人生への貢献のみならず、その組織の文化や発展に寄与しています。

これらの成果は全て「障害者」と呼ばれる人々によって提供されたソリューションが達成したものです。

出所 ※1…平成21年度版 情報通信白書より。Social Capital 0.1ポイントに対し0.2%の実質GDP増加率上昇効果。
※2…内閣府「ソーシャル・キャピタル」豊かな人間関係と市民活動の好循環を求めて」(2003)
※3…Daniel Goleman Emotional Intelligence: Why It Can Matter More Than IQ –Bantam (1995)

ダイアローグ・ジャパン・ソサエティがこれから社会に貢献していくもの

「ダイアローグ・ジャパン・ソサエティの歩み」(PDF)(1.02MB)

■代表からのメッセージ

Dialogue Japan Society

体験型対話を通じて未来からいまをデザインする
家庭においても孤独を感じる子どもたち

「対話」の重要性が問われる時代となりました。

 ダイアログ・イン・ザ・ダークを体験する子供達画像
ダイアログ・イン・ザ・ダークを体験する子供達

いつしか私達は人と人が関わることを希薄とした社会生活を営むようになり、家庭においても孤独を感じる子どもが増大しユニセフの幸福度調査からも事実としてうかがえる日本が抱える大きな社会問題に発展しています。
私達は特殊な環境を用意し、体験型の「対話の場」に人々を招き対話の重要性を提案しています。
その中のメインプロジェクトとして行っている、『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』は視覚障がい者と健常者が連携し新しいコミュニュケーションの場を演出し社会的エンターテインメントとして1999年から続けてきています。
人との繋がりが希薄となり関係性の構築が失われつつある中で、私たちは感じる力と関係性の回復、また多様性の確立を目指しています。

福島の子どもたちが知っていた解決策

2011年の夏、私達は震災の影響を大きく受けた福島で暮らす子ども達と交流を持つ機会がありました。

震災後の陸前高田を歩くアテンド達画像
震災後の陸前高田を歩くアテンド達

当時混乱と不安に胸を痛めていた子ども達にこの辛い状況を解決するために最も必要なものは何であるか?を尋ねてみました。すると全員一致で「大人も子どもも立場を越えて対話することが解決のスタートとなる」と答え、更に子ども達は、相手の気持ちを互いに知ったその対話後に、本当の意味で「助け合うこと」「協力する」ことが出来ると語っていました。
困難を体験した子ども達でしたが、だからこそ解決の方法も知っているのです。

シンプルな社会変革の力

さてダイアログ・イン・ザ・ダークをご体験した方の中には、暗闇の中で身につけた「対話の楽しみ」「助け合う」「声を掛け合う」「思いやる」の体験を活かし、暗闇の中だけではなく実社会でその経験を活かしている等のお話しも頂いています。
私は社会変革の力の元はシンプルであると思っています。人が人を愛し、我欲から一歩先に進み、「自分の幸せ・みんなの幸せ」を繋げて考え行動できることではないかと感じています。それだけで日本の将来は大きく変化することになるでしょう。

本当の幸せとは…

しかしながら日本で暮らす子ども達、障がいを持つ方のおかれている環境は決して豊かであるとは言えません。このことに私達は解決していくことが必要と感じています。物質のみが満たされた社会では、倫理と人道的な価値観とを損ないがちであり、誰もが利己的になっていきます。「本当の幸せとは何か」私達はこの一つの問いに、すべての人はすでに持っているそれぞれの能力を活かし、社会に貢献し続けられることだと考えています。

利他的な社会の実現に向けて必要な「対話の場」を

「利他的」なこの実現には、自らの固定観念、既成概念を外しニュートラルな環境でお互いが関わり、助け合い、違いを認め合いながら話し合う「ダイアローグ=対話の場」が必要であると確信しています。その実践として現在は視覚障がいを持つ人々と共に、対話の場を創出していますがやがて聴覚障がいを持つ方、そしてご高齢の方もご一緒に活動の場を増やしていきたいと願い準備を始めています。
そこで社会イノベーションを目標に持続可能な運営組織として新たに公益法人化するべく一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティを設立することを決意しました。どうかお力を頂けますようよろしくお願いいたします。

一般社団法人  ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ
代表理事   志村季世恵

志村季世恵 Kiyoe Shimura

一般社団法人 ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ代表理事 志村季世恵

  • バースセラピスト
  • 一般社団法人 ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ代表理事
  • こども環境会議 代表  ダイアログ・イン・ザ・ダーク 理事

バースセラピストとして、人の誕生から臨終までを含めた延べ4万人を超えるカウンセリングを行う。

妊婦や子育てに悩む母、心にトラブルを抱える人をメインにカウンセリング。その活動を通し『こども環境会議』を設立。1999年からはダイアログ・イン・ザ・ダーク理事となり、多様性への理解と世の中に対話の必要性を伝えている。また末期がんを患う方へのターミナルケアは独自の手法を以て本人や家族と関わり、その方法は多くの医療者から注目を浴びている。
ワークショップ、ファシリテーションの日本での第一人者であると共に人を幸せにする商品企画開発を通販会社とタイアップし展開。ロングラン商品開発に定評がある。講演、ワークショップなど多数。4児の母。

  • 主な著書
  • 「さよならの先」
  • 『いのちのバトン』(講談社文庫)
  • 『大人のための幸せレッスン』(集英社新書)
  • 『ママ・マインド』(岩崎書店)
  • 「親と子が育てられるとき」
  • (内田也哉子共著・岩波アクティブ新書)等
  • 「まっくらな中での対話」
  • (講談社文庫)脳科学者茂木健一郎氏と暗闇での対談

第1回社会イノベータ公志園でのプレゼンテーション動画。決勝大会にて-審査委員特別賞と会場票第一位を受賞。

■団体について

組織概要
■名称

一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ

■所在地

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-8-2 B1F

■設立年月日

平成23年11月25日

■代表理事

志村 季世恵(バースセラピスト)

■理事
  • 石川 治江(社会福祉法人 にんじんの会 理事長、NPO法人ケア・センターやわらぎ代表理事、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科客員教授)
  • 岩井 睦雄(日本たばこ産業 代表取締役副社長)
  • 西尾 進路(JXホールディングス株式会社 相談役)
  • 堀内 勉 (青山学院大学大学院法学研究科客員教授、多摩大学大学院特任教授)
  • 本田 武弘(株式会社サステック 株式会社メタルワン 代表取締役副社長)
  • 藤森 義明(株式会社LIXILグループ 相談役)
  • 安渕 聖司(ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社 代表取締役)
  • 志村 真介(ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン代表)
■監事
  • 上村 恒雄(税理士法人アーチ 代表)
■URL

http://dialogue-japan.org

■団体定款

定款(PDF)(139KB)

保存

賛同発起人
  • 泉谷 直木(アサヒビール株式会社 代表取締役社長)
  • 岩田 彰一郎(アスクル株式会社 代表取締役社長兼CEO)
  • 大里 洋吉(株式会社 アミューズ 代表取締役会長)
  • 木村 昌平(セコム株式会社 取締役会長)
  • 小宮山 宏(三菱総合研究所 理事長)
  • 潮田 洋一郎(株式会社住生活グループ 代表取締役会長兼CEO)
  • 清水 洋二(株式会社TBSラジオ&コミュニケーションズ 取締役相談役)
  • 隅 修三(東京海上日動火災保険株式会社 取締役社長)
  • 長谷川 閑史(武田薬品工業株式会社 代表取締役社長)
  • 広瀬 香美(歌手)
  • 堀場 厚(株式会社堀場製作所 代表取締役会長兼社長)
  • 森本 昌憲(藤田観光株式会社 代表取締役会長)
  • 渡辺 捷昭(トヨタ自動車株式会社 相談役)
  • (五十音順/敬称略/カッコ内は2012年6月時点での役職)